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3分の1の書く、短いお話。突如思い付いた言葉。ネタ帳とも言う。みんな、そのうち、ブログで本格的に連載とか出来たら嬉しいな。まぁ、遠い話だけどね。
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「**がいなきゃ生きていけない。」

 そう彼が言えばいいのに・・・。

 そんな事はあり得ない。だって、私なんかがいなくたって彼は生きていける。私という存在なんて、彼の生命維持になんの関わりもない。
 でも、私はどうかな?
 私は、きっと・・・いや、絶対に彼がいなきゃ生きられない。

 そんな事を考えた日々もありました。依存して、幸せだった。でも、それは私に永遠なんてないと教えてくれた。飽きられたゲーム。忘れられたヒロイン。あの人にとってはそれぐらいのちっぽけな存在。私は、ヒロインにはなれなかった。

 「**がいなきゃ生きていけない。」

 **はもう死んでしまいました。名前を思い出そうにも、私には思い出すという行為が分からない。

 目の前に置かれた黒い手紙。赤の蝋で丁寧にバラの刻印までついている。それだけで、誰からの者か分かる。なぜなら、この世界にこんな手紙を送ることが出来るのは一人だけだからだ。

 私に使命を。
 兄弟の中で最も感情を知っている私だからこそ出来る仕事を。


 私の名前はCentifolia。
 この庭を美しく保つ事の出来るただ一人の庭師。R.の“希望”。



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ババ抜き Old Maid
 最初に作ったのはイギリス。
 結婚適齢期を過ぎた女性が回りがどんどん結婚して抜けて行くなか、皆に忌み嫌われたらい回しにされた挙句、結局一人ぼっちでお仕舞いってゲーム。取り残されてお仕舞い。
 個人的解釈でした。元々はジョーカーではなく、クイーンを1枚抜いたとか・・・。ジジ抜きは本来はキングを1枚抜くらしい。ほへぇ。

 ジジ抜きのどれがジョーカーか分からない辺りが好き。アレは結局なんだったの~?的な感覚じゃなくて、何がジョーカーか考えながらやったらもっと面白いかしら?そしたらウィンクキラーに越したことはない。あれを複数ボスでやった時が楽しかったな。時間差で死ぬのが楽しい。時々やりたくなる。でも、ウィンクキラー知ってる人があんましいない。

愛して。

ぐちゃぐちゃのどろどろになるくらい

愛して。

愛なんて、グロテスクな物なんだから、
安っぽい装飾なんて付けたって敵わない。
それがもし美しくみえるなら、そんなの愛なんかじゃないわ。

偽りの愛はいつだって硝子細工の様に美しいけど、
本当の愛は、泥のように重く汚い物だわ。
泥に生き埋めにされて、窒息する様に、
アナタの本当の愛で、姿もぐちゃぐちゃになるくらい。
アナタの愛と私の愛とアナタと私。
全部ぐちゃぐちゃにまざればそれこそ本当の幸せ。
二人だけが分かる本当の美しさ。
他人になんて理解されなくて良い。

愛して。


「・・・タイミングが悪かったのかしら?」
「何がかい?」
「人は誰にも幸せになる権利があるわ。でも、私達は違う。シナリオがある。誰もが幸せになれない。でも、それを言ってしまったら、私達は生まれても来なかった。
死ぬ運命にある者、絶望にくれる者、全てそのシナリオを覆せない。どんなに抗っても、最後は一緒。別になったとしても、それもシナリオの内。結局、私達は手の平の上で踊らされてるだけなのよ。」
「そうかもしれないね。でも、それを言った所で、僕等にはどうしようもない。」
「箱庭の外の人間こそが、誰もが平等にいざなみらかだと言うの?」
「平等ではないよ。決定的な違いがある。僕等の生みの親こそがいざなみらかなんだ。でもらかはそれを知っていながら、そう言うんだ。平等ではない。ほぼ平等なんだ。」
「こことは別の箱庭で誰もがいざなみらかになろうとしたわ。」
「箱庭の中こそ、みんないざなみらかだ。らかの意思でみな動いているんだから。」
「手足のようなものね。」
「僕等は自分の結末を知らない。だからもう良いじゃないか。」
「私は・・・この箱庭の自分以外の人間の結末を知ってるわ。」
「そう、だからこそ君なんだ。君の気まぐれこそ、僕が生まれた理由だ。」



 「寂しい!寂しい!寂しい!」


 心が内側からまるで開けてと言うようにドアを叩きながら叫んでる。

 駄目よ。
 そのドアは開けてしまったら、私はここで一人泣き崩れてしまうわ。